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塩基飽和度について

2018.11.25.20:55

<塩基飽和度について>

土壌の表面はマイナスイオンで、そこに肥料となる養分のプラスイオンがくっついてイオン反応を起こす。ナトリウムは(Na+)、カリウムは(K+)、カルシウムは(Ca++)、マグネシウムは(Mg++)に荷電している。土壌に肥料がくっつくのは、原子の重さに関係なく、イオンの荷電数で決まる。

100g当たり40meqの塩基置換容量の場合は、プラスイオンを20個保持する能力があるという意味になる。そこに24個のプラスイオンを持った肥料がくっついた場合、塩基飽和度は60%ととなる。




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家庭菜園講座を受講しました。

2016.03.10.10:57

先月2月末に、ある大学で行っている家庭菜園講座に参加しました。
スイートコーンとジャガイモの栽培管理について、いろいろ詳しく教えてもらいました。いくつかポイントだけ抜粋して今後のために残しておこうと思います。

【トウモロコシ】
・全体的な生育をイメージして栽培することが重要。だいたい50~60日くらいで、葉っぱが6,7枚ほどになり、雄穂が出てくる(ここは栄養成長期)。温度に正直なため、気温が高ければ生育が早く、低いと生育が遅くなる。

・他殖性作物のため、自分の雄ではなく、ほかの雄の交雑で実がなる。また、キセニアと言って他種のトウモロコシが交雑することがあるので防止策が必要(風上に他品種がある場合は300メートル、風下に他品種がある場合は100メートル離す。穂が出る時期の違う品種を植える等)

・出芽は発芽温度が10℃だと発芽率は64%程度で低い。適温は22~30℃のため、地温が上がってから種をまく(マルチの場合は別)。

・種を植える土の深さは非常に重要。スイートコーンは3cmが基本。
土壌の乾燥が強い場合(雨が全然降らない時)は4cm。土壌が過湿気味の場合は2cm。面積が小さい場合は鉛筆播種器がおすすめ。(鉛筆の先から3cmのところに段ボールの輪っかをはめる)鎮圧する際は、長靴ではなく、フォーの頭で慎重に行う。
※播種は丁寧に行う。ここを横着すると、この後ずっと後悔することになるため。

・植える間隔は千鳥撒き(ちどりまき)などジグザグに植えるパターンは収量が増える場合が多い。個体間隔が広がり、実がしっかりつく。

・肥料(主に窒素)はたくさん吸うけど、やりすぎても肥料やけを起こしやすい。表面施肥よりも全面施肥は肥料やけは起こりずらい。間土を十分施し、しっかり肥料を混ぜ込むこと。

・窒素の追肥はこまめに行う
①葉が5,6枚の背丈が膝までいっていない小さい時期に追肥
②膝まで葉が伸びたら追肥
③7葉期~穂が見え始めたら追肥する。
2~3回に分けて追肥することが望ましい。こまめに少量ずつ追肥したほうが収量が安定し、穂の長さが長くなって実りがよくなり、収量が多くなる。

・中耕(畝と畝の間を耕す作業)は2回行う。
①出芽時前後(根深い中耕)
②6~7葉幼穂形成期(中耕または軽い培土)
なお、8~9葉期(幼穂形成期後)は中耕作業は行わないこと。←根を切り、生育が止まってしまう。

・収穫適期は絹糸が黒く縮れて乾燥していたらそろそろだなと思い、先っぽの丸みを見て膨らんでいたら収穫適期。逆に先っぽが丸み過ぎていると、過熟になっていて実がきつきつで甘みが落ち、収穫適期が過ぎている。

・アブラムシは雨の少ない年によく出る。雄穂によくアブラムシがつくため、受粉が完了したら(絹糸抽出期から7~10日後)、雄穂を含む上部をカットしてもよい(トッピングという)。倒伏防止にもなる。

【生理障害】
初期の生育が悪い・・・リン酸欠乏
トウモロコシの実が一部黒くなる・・・窒素過剰
葉が筋に沿って黄色くなる・・・苦土欠乏(意外と多い)
葉がギザギザになる・・・カルシウム欠乏(急成長するとカルシウムが間に合わずに起こることもある)。回復するので放っていてOK
下の葉が枯れる・・・窒素欠乏
下の葉が黄色い・・・カリウム欠乏







農学校45日目

2015.11.13.00:03

2015年10月24日(土)
天気:晴れ、最高気温:16.4℃、最低気温:8.0℃、湿度:59%

今日はさっぽろ農学校の最終日。成果発表の日です。今日のために写真をいろいろ貯めてきましたが、このブログが最終的に今回の成果発表の情報収集にすごく役立ったので、書き続けてきてよかったです。
みなさん各々素晴らしいプレゼンテーションをされていました。私は人前で発表したことがほとんどなく、発表前はかなり緊張していました。。一番最後の発表でしたが、すでに終了時間が迫っており、10分という持ち時間で今回作成したパワーポイントの資料22ページ分を猛スピードで説明しました。時間が足りず、かなり省略したため説明しきれなかったところがたくさんあり、せっかく発表用として作ったので、最後だし今後のために、こちらのブログで紹介しようと思います。

【野菜の栽培記録(まとめ)】


7か月間という短い時間でしたが、本当に貴重な体験をさせていただきました。
本当に、ここからがスタートだと思って、今後もいろいろ学びながら農業に携わっていこうと思います。


農学校44日目

2015.11.12.23:01

2015年10月24日(土)
天気:晴れ、最高気温:16.4℃、最低気温:8.0℃、湿度:59%

今日は圃場での最後の作業です。個人圃場で最後の最後まで残していたヤーコンを収穫し、そのあとは順化室と資材庫の後片付けを行いました。これまでヤーコンは食べたことも、もちろん実物を見たこともありませんでしたが、葉っぱは私の背丈ほどに大きくなっていたので、一体どれくらい収穫できるのか、ワクワクしていました。

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今回2株植えましたが、だいたい1株で大小合わせて20個くらいのヤーコンが収穫できました。多分まずまずの収穫量なのではないかなと思います。どうやって食べるのかは、家に帰ってからいろいろ調べてみようと思います。

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午前中は残った時間で順化室を清掃し、午後からは主任講師の先生による総括・質疑を行いました。今後農業を営んでいく上で、とっても大切な話をしてくださいました。

●作物も虫も、人間のことをちゃんと見ていると思って怠けない。
●野菜と対話ができなくても、作物をよく観察して、何が必要かわかるようになる。

この言葉は、これからずっと忘れないように心に留めておこうと思います。

その他にも栽培の不明点など、いろんなお話を聞くことができました。たった半年という短い期間でしたが、雨にも負けず(ほとんど雨に当たりませんでしたが…)風にも負けず、人数はいつもの年より6人少ない中で、困った時は一致団結して、この半年間みんなで協力し合って過ごしてきました。野菜栽培に関する知識はほとんど0の状態でしたが、全体的な流れを知ることができ、土壌や肥料、農薬全体について、いろいろ学ぶことができました。本当に有意義で貴重な時間を過ごせたなと思います。そして本当に先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。ぜひ来年もたくさんの方が新規就農を目指して、農学校に学びに来て欲しいなと思います。

ちなみに、今回収穫したヤーコンの葉っぱで「ヤーコン茶」ができるそうなので、早速家に持って帰って作ってみました。ヤーコン茶はコレステロールを下げる働きがあり、糖尿病予防にも良いそうです。
作り方はとっても簡単で、電子レンジ(500W)で3分ほど加熱して、あとは窓の近くに置いて、太陽光で自然乾燥させて、カラカラになったら手で揉んで細かくして完成です。残念ながら収穫時期に若干雨が多く降ったため、色が変わってしまった葉っぱが多く、少量しか作れませんでしたが、早速どんなものか飲んでみようと思います。

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パセリも大量に収穫できたので、全て乾燥パセリにしました。乾燥パセリの作り方も簡単で、最初にパセリの茎の部分を取って、葉だけにして(ここは手作業なので量が多いとかなり大変…)、電子レンジ(500W)で3分ほど加熱し、カラカラになったら、手で揉んで細かくして完成です。電子レンジに入れた時のパセリの量によって、3分でカラカラにならない場合があるので、その時は乾燥するまで電子レンジで時間調整しながら加熱します。

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そんなにパセリを使うことはないので、1年くらい持つといいな。農業って本当にいろいろ学ぶことがあって、とっても楽しいです!!





農学校43日目

2015.11.07.14:15

2015年10月17日(土)
天気:晴れ、最高気温:18.9℃、最低気温:10.6℃、湿度:32%

今日は10時スタートで、教室で講義の1日です。。
石狩農業改良普及センターの方が来られて、午前中は「経営計画」ということで、農業を経営という視点からとらえたお話をしてくださいました。ただ単に農業で野菜や果物を育てていればいいというわけではなく、個人で農業を行うということは、経営者という視点が必要だということです。長く農業を行っていくためにも、短期経営計画(1年)、中期経営計画(3~5年)、長期経営計画(6~10年)を立てることが重要で、特に長期資金の借り入れをする場合は長期計画が必要になります。また、短期計画の積み重ねが中期計画になり、そこには経営資源の配分計画、収支計画、資金計画、財務計画、生活設計などを含んだ総合的な計画が必要になるとのことです。現在、自分がお世話になっている農家の師匠からも、農業をするためには経営者の視点が必要だという話をされていて、森の中にいては森の中のことしか見えないけど、経営者の視点に立って、鷹の目から全体を見渡す目がないと、集まってこない情報がたくさんある。というお話をされていました。視点を変えるということが重要なんだと思います。これまで私は経営者の視点にたったことはありませんでしたが、、、経営計画を立てるのが難しい人は、営農Naviというシステムもあるので、そういったものを活用して、経営資産や将来設計などを組み立てることもできます。

お昼は、さっぽろ農学校を卒業された方が設立された、丘珠にある「NPO法人グリーンライフ札幌」さんの圃場見学にいきました。時期的に圃場の野菜の収穫は終わっていましたが、まだいくつか栽培しているハーブやトマトなどの圃場を見学させていただきました。お昼休みの短い見学でしたが、学生さんたちが集まってBBQも食べさせていただき、とれたてのトマトを使った「焼きトマト」やキムチの漬物などとってもおいしくいただきました。

午後は農業生産工程管理手法(GAP)の講義ということで、安心安全な農畜産物の証明について学びました。どういうものかというと、農業生産活動の各工程での正確な実施、記録(栽培履歴など)、点検、評価を行うための129項目くらいの管理点・適合基準があり、そのチェック項目を満たすと「JGAP」という認証を取得することができて、安心安全な農畜産物の証明につながり、販売する際などでも様々なメリットがあるということです。このJGAPとは日本国内での認証ですが、GAPは海外でも同じような認証があり、とくにGLOBALGAPと呼ばれるものは認証の取得は厳しいものの、今後TPPなどで輸出を行う際はあったほうがいいといわれている認証でもあります。日本でGLOBALGAPの認証を取得している農家さんは数える程度しかいないそうですが、北海道では洞爺湖?の農家さんが取得されているそうです。JGAPの取得はそんなに難しいわけではなく、日々当たり前のことを行っていれば、認証を取得することは可能で、メリットも多いそうなので、とったほうが良いというお話でした。
今後の参考にさせていただきたいと思います。






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